旅人ハルキ

I've been traveling since the day after my high school graduation ceremony.

−旅に出て起きた心境の変化−チャレンジと成長。

高校2年生の時、【人生初の歩き旅】に出てから、日本一周を志しました。それから準備とは別に、色んな事にチャレンジしました。 

f:id:journeyharuki:20170706001103p:imageキューバダイビングをやったり、

f:id:journeyharuki:20170704005230j:imageスカイダイビングをやったり、

f:id:journeyharuki:20170706001244j:image登山も始めました。

  初めて旅に出てから、自分の中で、何かが確実に変わりました。

一番大きかったのは、旅の1日と日常の1日を比較できるようになったからだと思います。

  • 初めて旅に出た2日間は、学校で過ごす1ヶ月間よりも長く、濃かった。
  •  普段の1ヶ月間なんてほぼ覚えてないのに、この2日間は一生覚えている。

「同じ時間生きてるのに覚えてないのはもったいないな」と思いました。

自分の中に、やりたい!と思う気持ちがあり、その次に不安に思う気持ちがある。そんなやりたい事が沢山ありました。それにチャレンジしてみる事にしました。

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チャレンジをした後にいる、少し成長した自分にワクワクしていました。

[毎日ダラダラと過ごす普通の高校生]は一つの旅で着々と変わっていきました。

そして高校3年生のGWを使って、5日間、また旅に出ました。今度はヒッチハイクにチャレンジしました。それは次回の記事で👍

−人生初の歩き旅−日本一周を志した日。

映画LIFEを見た後、衝撃のあまり、帰ってそのまま荷造りを始めました。

とにかく旅に出よう!その一心でした。

中学生の時は自転車で旅に出てたから、今はもう高校生だし、自転車は卒業だな、、。

よし、じゃー歩こう!

となりました笑。そして目的地を決める。わかりやすく、海まで歩いて行く!と決めました。

方位磁石を持ってひたすら南に歩いて海に出る!

これはすごくワクワクしました。

その勢いに身を任せ、次の日の朝から歩いて海を目指しました。全長70km。

こんな距離歩けるのか?いつ着くんだ?寝るところは?というか無事辿り着けるか?

と、もちろん不安もありました。その中でもワクワクしている自分もいました。

『歩きなんて走るわけじゃないから無限に行けるだろ』とも思っていましたが、40kmを超えた辺りから足に激痛が、。

歩くたびに足の裏から電気が走るような痛み。疲れて座ろうとすると足をつってしまい、座って休憩が出来ない、。

『なんだこの痛みは、。疲労骨折してしまうんじゃないか、?』本当にそう思った笑。

靴を選ぶべきだった。ペラペラのスニーカーではほぼ裸足で歩いてるようなもの。足への負担が凄い。

そしてバックの重みもあり、肩も痛くなって来た。

辞めようかと何度も思いながら、歩き続けて、無事に海に出ました。そこで夕日を見た時、一生忘れないほど感動しました。

本当にひたすら南に歩いて海に出れた!!

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『普通に電車で行って夕日を見てもこの感動は絶対に味わえない。』と思いました。

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たかだか70kmなのに、色んな人に出会えた。

「東京から歩いて来たんですよ。」というと、出会う人みんなビックリ!

普段行くコンビニでさえ、

「へーすごいね!頑張って!これ食べて!」

応援してくれる人や、ご飯をくれる人まで。

感謝と感動の連続でした。

この経験は一生の思い出になりました。👍

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こんな色んな人に出会えて、応援されて、貴重な経験をしたのに、たがだか70kmを歩いただけなのか、。

それなら、日本中を旅したらどれだけの人と出会えるんだろう!どんな景色が見れるんだろう!それをやった後の俺はどうなってるんだろう!と凄くワクワクしました。
そしてこの時、(高校2年生)日本一周を志しました。

この旅に出てなかったら、俺は日本一周をしていません。そしてあの映画を見てなかったら、俺は旅には出ていませんでした。

この旅から、日本一周に向けてのチャレンジが着々と進んで行きました。

−旅に出た第2のキッカケ−忘れていた冒険心を思い出させてくれたもの。

高校生になり、部活や勉強を真面目にやるうちにすっかり忘れていた冒険心。それを思い出させてくれたものがありました。

高校2年生の時、キッカケは一本の映画でした。

地元で普通に、退屈な毎日を過ごしている、どこにでもいる高校生でした。

そんな時、この映画の広告を見ました。

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LIFE[生きてる間に生まれ変わろう]

このフレーズが気になり、なんとなく見てみました。そして衝撃を受けた。

どんな感想だったかはいまいち覚えてないけど、とにかく衝撃が走った。

そしてその映画を観た後すぐ、1900円でバックを買い、帰ってから思いつく限りの荷物をバックに詰め込みました。

両親に突然、「俺、旅に行ってくる!」と言い残し、衝動のままに、本当に突然の事でした。

そして次の日から、人生初の歩き旅に出ました。

この旅が人生を変えるキッカケになりました。歩き旅については次回の記事で。👍

−冒険心が成長した時−自転車があれば、どこまでも行ける気がした。

中学生の時は全てがノリだった。 

 今でも覚えている、初めて冒険らしい事をした時。それは友達の「東京タワー行きたくない?」の一言から始まった。

でもお金はない、電車は無理だ。じゃーチャリで行くか!となった。ここから片道50㎞ほど、深いことは考えず、地元の駅から線路を辿って、友達と3人、自転車を漕ぎだし出発した。

当時の俺らはアホだった。

地元あきる野市、こんなところ。

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俺らはこの景色のまま考えていた。

「東京タワーって高いでしょ?港区行けば見えるべ」「線路辿っていけば着くでしょ👍」

なんて話をしていた。

 

そんな甘い考えはすぐに砕かれた。

23区内に入ると、辿っていたはずの線路が上に!ビルの間を通っていた。これじゃ線路を辿れない!

もう一つ気がついた。都会はビルばかりで空が見えない!これじゃ東京タワーどころじゃない。

「なんだこれ!空が小さい!線路、上走ってるじゃん!てか港区広くね??」と田舎者の我々は混乱しました。

 困難の末、東京駅に着いた。

よし!東京タワーはどこですか??、、え!東京タワーって東京駅じゃないの!?

今思うとどこまでアホなのか笑。その後も行ったり来たりを繰り返し、なんとか東京タワーに着いた!🗼

この時の感動は忘れられない。ビルの間から東京タワーが見えた時は感動しました。

はしゃいで登って、外の階段を下までグリコをやって降りた笑。 

そして帰り。

展望台で感動して何周もしているうちに、3人とも方角がわからなくなって来た。「あれ、あきる野市どっちだ??」

なんとなく漕ぎ出し、気づけば神奈川県へ突入。警察官に何度も補導され、夜中の3時ごろ、多摩川を発見!

よし!これを登っていけば地元に帰れる!流れを確認しに行った。

こっちだ!やっと帰れるー。とホッとしたのもつかの間。

あれ、川幅デカくね?てか、船出てきた!?

そしてトドメの看板。

「ようこそ、みんなの羽田へ。」

そう、川の流れを確認したにもかかわらず、羽田空港まで下ってきてしまったのだ。

ここから帰るには60km以上川を登らなきゃいけない。既に体力の限界。3人とも精神力も限界。でも帰るしかない。ママチャリを漕ぎ続けてお尻も限界。 

限界だらけの中、気力を振り絞り、寝ずに漕ぎ続け、何とか地元に帰った時はお昼過ぎでした。

 

とても辛かった。でも思い返してみると、とても楽しかった。警察官に何度もお世話になってしまい、両親にも迷惑をかけましたが、これは一生の思い出です。

中学2年生の時の話です。

 

それからというもの、海に行きたい!と言えば、「知ってるか?川下れば海に出れるんだぜ。」と言い、チャリンコでひたすら川を下って海に出たり、横浜中華街に行きたい!と思えば迷わずママチャリ走らせて100kmなんて行ってた。

 

素直にワクワクに従っていた。

この経験は凄く貴重だった。俺の中の冒険心を成長させてくれた出来事でした。

両親を含め、色んな人に迷惑をかけました。沢山怒られました。でも、後悔はしていません。この経験がなければ、今の俺はいないのです。

一生の思い出です。やってよかった笑

−旅に出たキッカケ−不安の中に感じた初めてのワクワク感。

どーして旅に出たのかと聞かれることが多いが、旅に出たキッカケを振り返ると、小学生時代まで戻るかもしれない。

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その頃仲の良かったクレイジーな友達TN君が、夕方から突然、デッカい公園に行こう!と言いました。

ここから6駅のところにある公園のこと。一回の乗り換えがあり、30分ほどで着く。小学4年生だった俺はそのわずかな距離がとても不安だった。笑

乗り換えも分からなかった。そして案の定、迷った。

その頃の俺には門限があった。夜7時になっても迷って帰れない。帰ったら両親が怒ってるんだろうな、、と焦った。

だが電車が分からず、乗り換えで色んな方向へ行ってしまった。

「いつ帰れるのか、というか無事帰れるのか。ここどこだ!どっちに行ったらいいんだ!」という完全迷子の環境の中で、ふと、その状況を楽しんでる自分がいる事に気がついた。 f:id:journeyharuki:20170527125636j:image

ワクワクしていた。"無事帰れるのか、ここはどこだ?"という環境にワクワクしていた。

この感覚が今、旅に出てる冒険心や好奇心の始まりだったような気がする。

今でも覚えている、不安の中に感じていたワクワク感を。そして帰ってしっかり叱られた記憶を。笑