−旅に出たキッカケ−不安の中に感じた初めてのワクワク感。
どーして旅に出たのかと聞かれることが多いが、旅に出たキッカケを振り返ると、小学生時代まで戻るかもしれない。
その頃仲の良かったクレイジーな友達TN君が、夕方から突然、デッカい公園に行こう!と言いました。
ここから6駅のところにある公園のこと。一回の乗り換えがあり、30分ほどで着く。小学4年生だった俺はそのわずかな距離がとても不安だった。笑
乗り換えも分からなかった。そして案の定、迷った。
その頃の俺には門限があった。夜7時になっても迷って帰れない。帰ったら両親が怒ってるんだろうな、、と焦った。
だが電車が分からず、乗り換えで色んな方向へ行ってしまった。
「いつ帰れるのか、というか無事帰れるのか。ここどこだ!どっちに行ったらいいんだ!」という完全迷子の環境の中で、ふと、その状況を楽しんでる自分がいる事に気がついた。
ワクワクしていた。"無事帰れるのか、ここはどこだ?"という環境にワクワクしていた。
この感覚が今、旅に出てる冒険心や好奇心の始まりだったような気がする。
今でも覚えている、不安の中に感じていたワクワク感を。そして帰ってしっかり叱られた記憶を。笑