旅人ハルキ

高校2年生の時に見た1本の映画をキッカケに家を飛び出し、ヒッチハイクで日本を一周。そのまま海外にも飛び出し自由気ままな放浪旅へ。

出逢いは天からの贈り物。

 

―前回の記事―

 

journeyharuki.hateblo.jp

 

第6話~忘れられないプレゼント~

 

滋賀県といえば、琵琶湖がすぐに思いつくだろう。

国道1号線沿いを歩いていればいずれ通る。

 

そしたら今日は琵琶湖の前でテントを張って

野宿をしよう!と計画していた。

 

今日はそんなに歩く距離が無いから

ゆっくり歩ける。

 

朝飯をパンで軽く済ませ

今日も朝から元気に出発。

琵琶湖が目の前に現れるのを楽しみに歩く。

 

道路の標識で大津市が近いことを確認する。

そろそろ着くかなと胸が高鳴る。

 

そしてあっという間に大津市に到着。

 

「あれ、琵琶湖は?」

 

「もしかしてさっきの?」

2人で首をかしげて引き返す。

 

そして地図で確認。

 

「これだ。。」

 

そこにあるのは川のように細い琵琶湖だった。

普通に川かと思って橋を渡っていた。

 

1号線って琵琶湖をギリギリかするぐらいで、

見えたのは一番下の端っこだけだった。

 

「これじゃいつもの野宿と変わらない。」

想像していたのとだいぶ違った。

 

開けた砂浜で、デカすぎて反対岸が見えない

海みたいな景色でテントを張りたかった。。

 

橋の横の階段に荷物を下ろした。

 

まだ日はだいぶ高い。

今日はここで寝てもいいが、

なんともパッとしない。

 

もう少し進むことも考えたが、

この先は建物が増えそうなので

この辺で野宿をすることにした。

 

最高の出逢い

 

想像していたような野宿にはならなかった我々は

少ししょんぼりしていた。

 

日が暮れ始めて、そろそろ夜ご飯を買って

寝床を決めようとコンビニにいた。

 

するとココリコの遠藤似のお兄さんが話しかけてきた。

「何してるの?」

 

大きな荷物を背負って、今コンビニで貰った

寝る時に敷く用の段ボールを数枚小脇に抱えていた。

「歩いて大阪を目指してまして、今から寝るところです。」

 

「え!?歩いて大阪行くの??」

 

「どこから行くの??」

 

「もう東京から歩いてきたの!!??」

と何度も驚く姿が面白かった。

 

段ボールを抱えながら話す姿は

突っ込みどころが満載だったんだろう。

 

お兄さんは聞きたいことが沢山あったようで、

今日家に泊まってもいいと言ってくれた。

 

「いいんですか!!?」

 

お言葉に甘えて、段ボールをまた返して

彼の家に向かった。

 

 

「着いたよ」

と案内されたのは坂を登った上にある

綺麗なマンションだった。

 

エレベーターで上がっていく。

 

「え!?最上階ですか!??」

 

なんと着いたのは丘の上の琵琶湖が一望できる

マンションの最上階だった。

 

家に入ると、奥さんと可愛い子供たちが迎えてくれた。

綺麗なリビングに案内される。

 

 

先日温泉に入っておいてよかった。。

多少臭いかもしれないが、少しはマシな方だ。

 

子供たちは大きな荷物に興味津々。

あいさつ程度に話を済ませ、シャワーを借り、

比較的清潔なシャツに着替えた。

僕はテラスからの景色に興味津々。

 

 

するとビールを持ってきてくれ、

乾杯しようと言ってくれた。

 

感謝の気持ちでいっぱいだった。

 

テラスに座りみんなで乾杯した。

目の前には琵琶湖と滋賀県の夜景が広がる。

f:id:journeyharuki:20190411222311j:plain

僕が与えられるものはとても少ないけど、思い出せる限り旅の楽しい思い出を話させてもらった。

 

とても楽しい時間だった。

 

暖かい布団も用意してもらい、

もう疲れは全くなくなった。

f:id:journeyharuki:20190411222355j:plain

 

琵琶湖見たいね。なんて話していたら、

100倍返しの出逢いがあった。

 

なんて贅沢な経験なんだ。

 

温かく迎え入れてくれた彼らに心から感謝し、

同時に神様にも感謝した。

 

 

以前神津島にいた時に出会った

ブラジル人の旅人の言葉を思い出す。

 

「神様は自由な人に優しい。」

 

自分の心に素直に生きてると、

神様も喜んでプレゼントをくれるんだ、と。

 

一生忘れられないプレゼントになりました。