旅人ハルキ

I've been traveling since the day after my high school graduation ceremony.

『旅に出た理由』自分の中にあった葛藤と決断

・小学生時代、迷子になりながら、不安の中に感じたワクワクしている自分がいることに気が付いた。 

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 ・中学生時代、自転車があればどこでも行ける気がしてた。地元から線路を辿って東京タワーまで行ったり、川を下って海まで出たりした。

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 ・高校時代、受験勉強や部活などの(やらなきゃいけないこと)で疲れ果て、遊ぶ事を忘れていた。そんな俺の遊び心を思い出させてくれた映画が〖LIFE〗でした。 

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・両親の(公務員になってほしい)という思いや、立派に働く兄の姿や、学校の先生や周りの友達との流れの中で、心の中にある「旅に出たい」という声を押し殺し、敷かれたレールを歩き、大学進学を考えていた。


・だが自分の中にある思いがどんどん膨らみ、その思いを両親や友達、先輩にも話したが、誰に話しても否定され続けた。
どんどん辛くなる一方で、毎日朝起きるのが嫌になっていた。自分の心の声と全く違う行動をしている体。行きたくもない場所に行き、やりたくもない事をやる。心はやりたい事を叫んでいるのに、、
周りのみんなは「考えすぎだ、それが人生だ。」と言う。お前は根性がない。続ける忍耐力もない。逃げようとするな。とたくさん言われた。

だが俺はこのままでは後悔すると知っていた。

だから俺は決意した。
俺には死を意識する出来事があった。中学2年の時に体育館の屋上から足を滑らせ落ちた事だ。病院には行かなかったが、尋常ではない痛みだっだし相当な怪我をしていたと思う。あの時死んでもおかしくは無かった。

恐怖はそれだけではなかった。高校2年生の国語の授業で、たまたま脊髄を怪我した少年の話を読んだ。彼は怪我をしてから3年ほどたったある日、突然、半身不随になった。一生歩けなくなった。
教科書の話だし本当のことか分からなかったけど、とても怖くなった。

もしあの時の衝撃で脊髄を怪我していたとしたら、、

俺もそろそろ朝起きたら突然、体が動かなくなるかもしれない、、そんな恐怖心がありました。 

もし突然体が動かなくなったとしたら??

俺はこのままでは絶対に後悔する。だったら自分の思うようにやってみよう。どうなるかなんて全く分からないしビジョンも何も見えていなかった。
「旅に出たい」と大人に相談すると[旅に出てどうする、どうやって食っていくんだ。今の時代に大学も出ないでどうすんだ。社会をなめるな]言われた。
友達からは〚逃げた。何が旅だ。現実逃避か〛と笑われた。
だが俺は自分の中にあるこの気持ちや感覚を信じたかった。とても恐かった。どうなるかなんて分からない。何も見えていない。ただこの心の声を信じたい。周りになんと言われようがやりたい。ここでやらなかったら絶対に後悔する。

そして俺は、敷かれたレールを歩くことをやめて、一人荒野を突き進み、自分で道を作っていく。

旅に出ました。f:id:journeyharuki:20171004235852j:imagef:id:journeyharuki:20171004235921j:imagef:id:journeyharuki:20171005000022j:imagef:id:journeyharuki:20171005000714j:imagef:id:journeyharuki:20171005002251j:imagef:id:journeyharuki:20171005002416j:imagef:id:journeyharuki:20171005002408j:image

 2年前の日記を読んでると本当に思う。沢山悩んでくれてありがとう。そして行動してくれてありがとう。

-21歳の誕生日を迎えにキリマンジャロへ-がむしゃらに突っ込んで学んでいく。

21歳の誕生日が近づき、今年はどこの山で誕生日を迎えようかと考えていた。何となく、キナバル山(4095m)より高いところに行ってみたいと思っていた。そこで思いついたのがキリマンジャロ

たぶん俺がそこまで山好きでもなかったから、高い山と言ったら有名なキリマンジャロぐらいしか思いつかなかったんだろう。
このチャレンジを思いついた時、全員に〚無理だ、そんなの出来るわけない〛と言われるだろう。と思ったが、みんな「いいね!いってらっしゃい!!」だった。(お前ならキリマンジャロぐらい行けるだろ、パパッと行って帰ってこい。)と言われた。〚なんかみんなの反応もずいぶん変わったなあ〛と思った。もしかしたら、本当にいけるのかな?と一番疑っていたのは俺だったかもしれない。

俺は今回、初めて自分が思いついたチャレンジに失敗した。今まで通り、パパッと達成して次の更に高い山に登ると思っていた。

失敗の原因は何だったんだろう。目標が今の俺には高すぎたか?自分が100%信じてやれなかったのか。5895mという未知の世界にビビッていたんだろう。でもそれは今までも同じ、いつも未知の世界へのチャレンジだった。
帰国してしばらくはショックで色んなことを考えたけど、今思う、目標もどこでもいい。結果もどっちでもいい。
失敗したら前に進めないんじゃない。失敗しても成功しても、経験してる時点で同じぐらい前に進んでるんだ。俺は今回チャレンジに成功できなかったけど、帰国後既に、想像もつかなかった世界に行こうとしてる。講演会や様々なメディアへの出演も始まっている。
俺は失敗したことで、足止めを食らったと思った。成功していたら前に進めるけど、失敗したらここで止まってしまうと思っていた。だけどそれは違った。俺は前に進み続けていた。経験したことで、結果はどうあれ、チャレンジする前より俺に出来ることは増えていた。ちゃんと蓄積できていた。
今まで、やりたい事を思いついて、達成して。次の目標を見つけて、また達成して。だった。でも今回初めて、やりたい事を思いついて、失敗した。でも同じ。次の目標を見つけて、またチャレンジしていく。だから《失敗も前進》なんだな。と学んだ。経験すること、チャレンジする時点で過去の自分より進んでる。
[最初から月を目指したっていい。もし届かなくても、他の星まで行けるから]
どこかの本で読んだ誰かの言葉。

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失敗を認めること・正直にいること。大丈夫、本気になってやってたことは必ず皆に伝わるから。それを知ってる仲間は責めてきたりはしないから。

今回失敗して一番驚いたことがある。それは皆がかけてくれた言葉で一番多かった言葉が〖ありがとう〗だったこと。俺にはそれがなぜか分からなかった。ただその言葉を聞いて涙が出て、心から、生きててよかった。って思った。

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-初めて登山をした日-地元から見える、あの山のテッペンに登りたい。

たしか高校2年生の時、毎日学校に行く前に見てるいつもと同じ景色に、突然思い立った、

「あの山のテッペンに登りたい、、。」

あの山のテッペンに行ってみたい、子供の頃からいつもあの山に沈む夕日を見てるけど、あの山から夕日を見たらどんな景色なんだろう。ふと、そんな風に思った。

f:id:journeyharuki:20170914181033j:imageここ。

凄く特徴的で、とても登りたくなる形をしている!!今まで毎日見てたのに不思議です。突然ものすごくあのテッペンに立ってみたくなりました。

 

って事で、地元の友達を1人誘いました。

「なぁ、俺と山に遭難しに行かね??」

〈やだよ。〉

え!なんでよ!いいじゃん!行こうよ!よし!

明日の朝集合な!じゃまた!

はい。って事で2人で行くことに。👍✨

あの山のテッペンを目指して西へ西へだ!3日分の食料はあるから大丈夫だ!

出発の日。

じゃーみんな、遭難しに行ってくる。キラキラした笑顔で友達に見送られ西へ西へ。あの山のテッペンを目指して出発!

近づくにつれてどの山か分からなくなってきた。そして〈この山のテッペンに行きたい。〉と言うと、地元のおじちゃんが、大岳山だ。と教えたくれた。そーなんだ、あんな山にも名前あるんだ、、。

大岳山目指して登山開始!

山道に入ってきた。またまたおじちゃんに遭遇。〈え!?地図持ってないの?遭難しちゃうよ!これ持って行きなさい。〉と地図を渡された。

あ、山に入るには地図がいるのか。

〈熊よけの鈴は持ってる?〉

あ、山には熊が出るんだ、、。

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自然が素晴らしい。緑が素晴らしい。空気が美味しい!!気がする。

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自然のエネルギーが凄い。山っていいなー。気持ちがいいなー!と山を歩き続けてお昼が過ぎた頃、

【大岳山山頂】と書いた看板があった。

ここが山頂か!遂に来た!

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なんて気持ちが良いんだ!!地元からいつも見てたあの山のテッペンに今いる!最高だ。

遠くの方に富士山が見える。いつか挑戦して見たいなぁ。素人でも登れるのかな?3000mとか高すぎて息出来なそう、、

そんな事を考えていました。

しばらく横になり日向ぼっこをして、下山開始。水分もすっかり無くなっていたので、帰り道に滝にて〈南アルプスの天然水〉を補給✨

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これはアイデア賞な写真。笑

夜には無事に山を出て、家に帰りました。

登山できた!頂上まで行けた!標高1200mの山。登山してる人からしたら全く何ともない事だが、当時の俺からしたら凄い事だった。

達成感と感動と喜びに浸った。無事に下山して友達と飯を食って話をするのがとても楽しかった。

次は富士山に行ってみよう。そう決めた。

登山なんて危ないからダメだ。1200mなんて高いじゃん。そんなところもう行かないように。と両親に言われた。

俺は言うことを素直に聞けませんでした。好奇心が爆発していたからです。笑

それでもこの頃の俺は、まさか自分がキリマンジャロに行くなんて知る由もなく、、。

《最初は誰でもド素人》まさにですね。

この日から、富士山に向けて少しずつ準備が始まりました。次回の記事で。

−ヒッチハイク日本一周−不安がワクワクに変わった瞬間、今だから分かること

「日本一周へ出るとか、怖くないの?不安じゃない?」とよく聞かれ、当時の俺は『全然!』と答えていました。

ですが今なら言えますが、正直、怖かったです。笑

3月の冬空の中、お金も寝るところもなく、鹿児島へ向けてヒッチハイクを始め、どこに何県があるのかも知らず、いつ辿り着くのか、いつ帰れるのか、というか無事に着くのか。と不安にならない訳がないです!笑

そんな弱っちい俺でも、日本一周を完結出来ました。

それは不安を消し飛ぶ出来事があったからです

ヒッチハイク日本一周に出て3日目、俺は名古屋城にいました。f:id:journeyharuki:20170803014432j:image

そこまで乗せて来てくれた人と一緒にお城を観光しました。そして夕方になり別れの時が来て、また一人になりました。

今日も寝るところがないなぁ、寒さに耐えられる自信がない、。

不安になりながら、とりあえず公園に行くと、

そこで自転車で何やらパフォーマンスをしてる人が。

話を聞いてみると、彼は自転車パフォーマンスの日本チャンピオンでした。

詳しい競技は覚えてませんが、彼とこんな話をしました。

『旅をしてて両親は心配しないの?』

「両親の反対を押し切って出て来ました。でも3日間も寒すぎて寝れず、お腹も減って、辛すぎて、なんの罰ゲームだよって感じです。」

そしたら彼は話してくれました。

『俺は就職をしないで、自転車パフォーマンスの技術を極めたいって言った時、両親には凄く反対されたし、友達には馬鹿にされた。』

『でも俺は今自転車パフォーマンスをやってる。もちろん辛いことだって多いけど、まぁ、何があっても自分が決めた道だからな!

何があっても自分が決めた道だから、、そうだ!

俺は自分がやりたくて旅に出たのに、いつの間にか誰かのせいにしようとしてた。辛いのは当たり前だ、何があったって自分が決めた道なんだから、自分の責任だ!やるしかない

俺はその事をすっかり忘れていました。この一言に救われました。

そうだ、俺はヒッチハイクで日本一周をするって決めた、何があっても自分が決めた道だ!自分の責任だ!

そう思えた瞬間から、急にワクワクきました!これからどんな人と出会えるんだ?もっと素敵な出会いがあるのかもしれない!どんな景色が見れるんだ!?どんな経験が待ってるんだろう!不安が完全に無くなり、ワクワクに変わりました。

あの時、彼が何気なく言った、

【何があっても自分が決めた道だから】

この一言で全てが変わりました。

言葉の持つ力はすごい、誰かの何気ないたった一言で、人生が変わる事だってある。その言葉を軸に生きて行く人もいる。言葉の持つ力を体験した瞬間でした。

そして、今気づくこと

何か新しいことにチャレンジする時、不安とワクワクはいつも同時にあるもの。そのどちらを見て進んでるかの違いだけ。

日本一周に出てすぐの時は不安なものばかりに目を向けていた。(こうなったらどうしよう、こんな事が起きたらどうしよう。)と心配していました。

ですが、彼の一言をキッカケに世界のワクワクを見るようになりました。(これからどんな景色が見れるのかな、どんな人に出会えるのかな!)とワクワクしていました。

やってる出来事は同じなのに、心境が全く違う

これは、同じものを見ているけど、視点が違うだけです。ワクワクして過ごしていると、楽しい事に敏感になって、楽しいことがたくさん起きます。反対も同じです。

何か新しいことにチャレンジする時、もちろん不安になります。その気持ちは大事だと思います。失敗した時のこともちゃんと考えて、今できる事をやったらいいんです。それでも想像を遥かに超える出来事が起きます。旅ではそんな事がしょっちゅうです。その時はその時、それもまた成長です。

失敗した時の備え、今できる事をやったなら、あとはワクワクする事を考えて、これから起こる出来事を楽しみに待つだけです。

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-ヒッチハイク日本一周へ出発-高校卒業

高校卒業式の日。自分の心は完全に日本一周へ向けられていました。

実はこの時には既に、バックパックに荷物を詰め終わっていました。

両親が、「え?本当に行くの?」と心配する中、自分は《当たり前。👍》という感じでした。

卒業式の日、お世話になった先生や友達に、『俺明日から日本一周に行ってくる!また会おうな!』と言いまくりました。

周りの人は皆んな半信半疑だったんでしょうね笑。『嘘でしょ?冗談でしょ?』そんな言葉をよく聞きました。

 

その時の自分は、わざと言いふらす事で自分が逃げられない状況を作っていました。いい意味で追い込んだのです。もう出発しない手はない。これでビビって行かなかったらちょーダサいじゃん。わざとそんな状況にして、弱い自分を奮い立たせました。これは絶大な効果がありました。覚悟を決められました。

そして卒業式の次の日から家を飛び出し、大したお金も持たず、どこに何県があるのかも知らず、3月の冬空の下、寝るところもなく、多くの大人に心配をかけながら、18歳少年のヒッチハイク日本一周の旅が始まりました。f:id:journeyharuki:20170802022419j:image

いろんな世界を見に行きたい!色んな人に出会いたい!いろんな話を聞きたい!いろんな景色が見たい!まさに成長の旅でした。

ーこの時を振り返ってー今思う事

共有するのはいつだって恐いです。自分のやりたい事、本当の気持ちを伝えると、どう思われるのか心配になります。

ですがそれより大切なのは、【自分がどうしたいか】自分が本当にやりたい事なら、周りにどう言われようがやってみる。それで失敗したとしても納得出来ます。

ですが最後まで周りの意見を気にしてやらなかったら、必ず後悔します。

【やった後悔は時間と共に小さくなるが、やらなかった後悔は時間と共に大きくなる。】

【やって見なければ、結局は失敗と同じ。】

自分が尊敬する人の大好きな言葉です。

自分もまだまだですが、いつでも自分の心に正直な選択をしていこうと思います。

高校3年−日本一周前の最終トレーニング−徒歩で100㎞突破!

18歳の2月、高校の卒業式も迫ってきたころ、また旅に出ました。

今回は千葉県、鋸山の地獄覗き!に行きたいと思いました!ただ行っても面白くないので、歩こうと決意。

 

そして地元の集まりで「千葉まで歩いて行ってくる!」と言うと、[俺も行くわ]と1人おかしな人が。

[最近怠けてるから、自分にムチを打ちたい]

『ドMだなこいつ、』まぁ俺も歩くからそんな事言えないけど笑。

〈どーなっても知らないぞ👍〉

そして2月の冬空の中、テントも寝袋も持たず、2人の旅が始まりました。

出発して最初の夜、想像を超える寒さに全く寝られなかった。寝たら死んでしまう、。本当にそんなふうに思うほどの寒さだった。

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歩き続けて2日目の夜、24時までは何とか寝れた!それ以降は寒すぎて凍ってしまうので日が出るまで歩き続ける事に。

そしてなんとか歩き続けて、空が明るくなって来た時、ある異変に気がついた。あれ?バックが凍ってる、、】パリパリになっていました。とんでもない寒さだ。こりゃ寝たら死んでしまうわ。なんとか朝を迎えられた。

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3日目、体力の限界。昼間に寝て夜を歩き続ける作戦に変更しました。人間ってすぐに環境の変化に対応するから凄い👍洗濯物は公園で洗ってバックに引っ掛けて歩きながら乾かす。2人してホームレスって感じでした。

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3日で横須賀のフェリーターミナルまで歩いて来ました。地図を見たら98Km歩いたことがわかった!

そして友達の足に限界が、。

膝が痛すぎてもう歩けない、膝に爆弾を抱えた。「明日の朝電車で帰る」と言いました。

《わかった、じゃー俺は明日フェリーで千葉に渡る!》

そして朝、何事もなかったように2人で千葉へ上陸。昨日の会話はなんだったのだろうか笑

テレビで見た、行きたかった鋸山を目指して朝から登山開始。手すりに掴まりながらじゃないと歩けないほど疲れていた。気づけば丸3日目まともに寝られてない。そんな疲れてる中、一直線に地獄覗きへ行きたいのに、無駄に展望台に行ってしまったり、登ったり降りたり、気がつけば朝から何も食べない。山で食べ物がなく、腹が減りました。もう限界!!

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そして階段を登った所で、ついに求めていた景色が目の前に現れた!

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千葉県鋸山、地獄覗き!

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 テレビで見たあの場所に本当に来れた!しかも歩いて!この時の達成感と感動は凄かった。一生忘れません。

 

しばらく余韻に浸ったので、よし帰ろう!

いや、せっかく千葉県に来たのでもう1つ行きたい場所が、

大山千枚田

f:id:journeyharuki:20170721000859j:image冬はライトアップがされてこんな感じに綺麗!

この景色を求めて、歩きながらヒッチハイクを開始しました。そしてある夫婦に出会いました。「こんな所誰も通らないよ!これ以上歩いて山に入ったら凍死しちゃうよ!」

心配してくれて、話をしていると、大山千枚田に連れて行ってくれることに!

そして無事到着!肝心の棚田は!?

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まぁ、綺麗だけど、、。ライトアップは数週間前に終わっていました。笑

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それでも、ここまで連れて来てくれた方々に感謝!ありがとうございました。その日の夜も、寝るところがない我々をとても心配してくれて、最後まで優しくしてくれた恩、決して忘れません。必ずまた会いましょう👍

この1週間の【千葉県への歩き旅】を終えて、友達は病院で診察を受けたところ、2週間以上の運動停止を宣告されていました。それだけ過酷だった。その友達は今はもう元気にホームレスやってるので心配なさらず👍

《1週間寒すぎてほぼ寝れず、自分の歩きの限界を何度も突破して、お金もない、寝るところもない、そんな不安を乗り越えた旅でした!》

自分の中で、思いついた事、やってみたい事を考えても、その後すぐに出来ない理由が沢山思い浮かぶ。

こーなったらどうしよう、と不安になる。でもやって見たら、いつもなんだかんだ出来る。心配していた事の9割は起こらない。

2月のの冬空にテントも寝袋も持たず、家を出て、宿に泊まるお金もなく、知らない土地まで歩いて行く。不安にならない訳がない笑。

いつも何か新しいことにチャレンジをする時、ワクワクと不安は同時にあるもの。

でもそのどっちを見て進むかは自分で選べる。何かやりたい事があって、不安な方ばかりに目を向けて動けなくなるのか、ワクワクを見て、好奇心に身を任せるのか、それは自分で選べる。だからいつでも、今にワクワクして生きる事ができる。そう、《なんだかんだ出来る。》そんな自信を貰えた旅でした。

自分の思いついたやってみたい事、出来るかどうかなんて分からないしそんなに自信もない。でも目の前の小さなやってみたい事を達成して行くうちに、《なんだかんだ出来る》という自信を手にすることができました。目の前の小さな、やってみたい事、それが大切で、今にも繋がっています。

この旅を終えて、その後高校を卒業しました。

そして卒業式の次の日から、ヒッチハイクで日本一周に出ました。そこで色んな人と出会い、色んな経験をし、人生を変えるキッカケになりました。読んでくれてありがとうございました。また次回の記事で👍

−初めてヒッチハイクした日−出会いと成長の旅

当時17歳、高校3年生のGW休みを使って、地元の友達と2人、また旅に出ました。

目的地は伊豆半島の最南端石廊崎まで、180kmの道のり5日間の予定でした。今回は自分の中でチャレンジしたい事がありました。

それはヒッチハイクです。

なぜ突然思いついたのかは思い出せませんが、やってみたくなりました。

歩けるとこまで歩いて、辿り着かなかったらヒッチハイクをやってみよう!という計画で出発しました。

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出発の時、とてもワクワクしてました。 

前回の反省を活かして、今回は靴を買いました。そして1日目からかなりの距離を歩きましたが、足は全然疲れてませんでした。

そして最初の夜、もちろんお金も寝るところも無かったので、公園で野宿。よし、寝ようと思ったが、5月といえど寒すぎて寝られない笑。

コンビニでダンボールを貰い、再び公園へ、

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いやいや、寝られないよ。寒くて寒くて。旅は過酷だなぁと当時の自分は思っていました。

結局、寝ずに出発!

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[東京から歩いて海に行く!]と言うと、出会う人は皆ビックリしていました。その反応が楽しかったり嬉しかったり。

「あっちが海か!?向こうに海を感じる!」と疲れながらも楽しんで歩き続けました。

2日目で70㎞を突破。前回はこの頃には足が崩壊してました笑。話して、歌って、会話が尽きて最後に行き着く終点が「しりとり」そんなこんなでひたすら南に歩き続けました。

f:id:journeyharuki:20170715231107j:image90㎞突破!そしてついに、海に出ました!

 

 2人とも目が開いてない笑。3日目になり、一気に体の疲れが出ました。目的地はまだ遠い。このままでは間に合わない。途中で帰るか、このまま進むか。選択は進むでした。

そしてここからヒッチハイクに挑戦!!

f:id:journeyharuki:20170715232253j:image人生で初めてやるヒッチハイク。全く分からない。

《どーやってやるんだ?とりあえず道路脇に立ってみるか。》そして看板を掲げた、。恥ずかしい、。当時の自分の感想はこうでした。

【こんなんで本当に止まるのか?そもそも今時ヒッチハイクってなんだよ(ーー;)あー恥ずかしい】と色々考え出した瞬間!一台の車が自分達の横で止まりました。

え?止まった??

やり始めて5分も経ってません。疑いながら近寄って行くと、元気なお母さんが、[そこに行きたいの?乗ってきな!]と言ってくれました!

おお!ヒッチハイク成功した!!

まさか本当に出来るなんて!!この時の感動は忘れられません!車の中で色んな話をしてくれました。

『自由と自分勝手は似ていて全然違う』人は他人に迷惑をかけない中で自由。

今でも覚えているこの言葉。とてと勉強になる話をしてくれました。これが出会いか!

そして2台目。運命の出会いがありました。

雨も降ってきて、(こんな濡れた人を乗せてくれる人はさすがにいないかな。今日も寝れなそうだ。)と思いながらもヒッチハイクをしていました。すると一台、目の前に止まってくれました。

その方の優しさは女神様でした。

《東京から来たの?こんな雨の中偉いね。今日寝るところは?よかったらうちに泊まって行く??》

え!?いいんですか!??

疲れが限界だった自分達にはこんなに嬉しい言葉はありませんでした。図々しくもお邪魔することに。

(すげー!リアル田舎に泊まろうだ!)とテンションMAXでした。

家に着くなり、布団を敷いてくれて、風呂を沸かしてくれて、ご飯まで作ってくれました!

(人ってこんなに優しかったんだ。)ここまで人の温かみを感じたのは初めてだ。と思いました。

《記念にサイン書いて!》と言われ、画用紙にサインを書かせてもらいました。《すごい記念だよ!ありがとう!》と女神様は笑っていました。

その画用紙は今も額に入れて大切に飾ってくれてるそうです。

そして次の日の朝、出発の時。

「本当にお世話になりました!最終目的地を目指してさらに南に進みます!ありがとうございました!」すると

《これ持ってって!お腹が空いたら食べてね!》 と、おにぎりをくれました。なんて優しいんだ!

泣きそうなりながら感謝の気持ちを噛み締めて、また出発しました。

その後もヒッチハイクを続けて、

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伊豆、下田というとても海の綺麗なところに着きました。

あの優しさと温もりを思い出しながら、そこで先ほど頂いたおにぎりを食べました。再び感動してしまいました。

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その後も石廊崎へ向けてヒッチハイク👍とんでもなく疲れた顔をしてる笑。ラストスパート!

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そして無事、今回の目的地である、

伊豆石廊崎に着きました!!✨

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すごい旅でした。ヒッチハイクを初めてやって、色んな人と出会えました。まさに出会いと別れの連続。今までの人生の中で間違いなく一番濃い5日間でした!

旅をすると、特にヒッチハイクは、普段会うはずの無い人と会える。普通に学校に通っていては出会うはずもない人たち、そんな色んな人の話が聞ける。とても貴重な話です。自分にとっては、学校で教えてもらうことよりも、大切なことが学べる。そう思いました。

そして経験、この濃い濃い経験は一生覚えているでしょう。普段学校で過ごす5日間など、全く覚えていないけど、この5日間は一生忘れません。出会った人と話したり、歩いてる途中にご飯をくれる人や、応援してくれる人がいたり、初めて会った人の家に泊めさもらったり、ところてんの作り方を教えてもらったり笑、どれもが忘れなれない貴重な経験でした。

17歳の時の思い出でした。この旅も一生の思い出です。

そして次の日から学校!電車で直帰しました笑。なんとか学校にも間に合って、
「え!?お前なんでいるの!?てかやべーな!何やってんだよ!」とみんなの反応も楽しかったです笑。

この頃には高校を卒業したらすぐ、日本一周をしようと決心していました。そして冬休み、日本一周前の最後のトレーニングにでました。

『高校3年−日本一周前の最後のトレーニング−100㎞歩いて鋸山を登頂』

真冬にテントも寝袋も持たず、3日で100㎞を歩いて、鋸山を登山。その後ヒッチハイクで帰宅。1週間寒過ぎてほぼ寝れず、修行の旅でした。運動不足の友達は帰宅後病院に行き、医師からしばらく運動停止を言われるほど、足に限界が。過酷な旅でした笑。また次回の記事で👍