旅人ハルキ

高校2年生の時に見た1本の映画をキッカケに家を飛び出し、ヒッチハイクで日本を一周。そのまま海外にも飛び出し世界を周る放浪旅へ。

やりたいコトの見つけ方。~登りたい山の見つけ方~



僕は旅をしてきた中で、
人生に対して様々な捉え方をしてきました。



特に山登りを始めてからは、なんでも
山に例えるようになっていました(笑)



人生も、恋愛も、行動の仕方や心境など、
あらゆるものを登山で例えることができます。



今日は一つ、
やりたいことの見つけ方。~登りたい山の見つけ方~
を僕なりの価値観で書き残しておこうと思います。



敷かれたレールの上を
ただ歩いている時は
何も考えなくてもコトは進んでいきます。


ですが自分で人生を切り開いて行こうと決めてから
自らの道を自分で作っていく作業が始まりました。



始めの頃は
どの方向に、どんな道を作ったらいいのか
またどこを目指したらいいのか。


全てが分からなくなりました。


全てが自由だったんです。




毎日迷子になりました。

いつの間にかジャングルに迷い込んでいました。




孫正義さんは、
「登りたい山を決める事、それで人生の半分が決まる」
そう言っていました。


そして彼は人生50年計画を立てました。




ですが僕には"山"が見えませんでした。

まるで終わりの無いマラソンを走っているようでした。




最初はほんと手探り、なんとなく

こっちに行ってみよう。あっちに行ってみよう。



その先に登りたい山があるかなんて知らない。


とにかく動き続けました。




そしてだんだんと分かってきました。



僕は生い茂った視界の悪いジャングルではなく

沢山の小さな丘の上にいました。




僕は
「この山を登りなさい、山頂まではベルトコンベヤーがついてるよ。

目立たないようにしていれば落とされず、安全に山頂までいけるよ。」



という道を飛び出してから、

自分の登りたい山に登り続けてきました。




最初の山はとても小さかった。


それは小さな丘でした。

だから気が付きませんでした。





それから僕は一見変わり栄えの無い小さな丘を
一つ一つ、右へ左へと、登り続けました。




そしてだんだんと、登る丘が大きくなっていきました。





そしてついに、
山頂をハッキリ確認できる山に行き着いたのです。




あの山に登ってみたい。

すごくワクワクする!




遂に山頂を見据えました。



それが目標です。





やっと分かりやすい山頂が見えました。


ですが振り返ってみると
やっていることは何も変わっていません。



まだ出会ってないだけかも知れません。


ある程度高い山に登らないと、
更に高い山は見えてきません。


見渡すことも出来ません。




まずは動いてみましょう。


なんとなく決めた方向でいい。


その先にどんな山があるか分からなくてもいい。




自分の個性がハッキリしてくれば、

自分の個性にぴったりの山が見えてくるから。



自分だけの、面白い山が見えてくるから。




誰にでも登りたい山を見つけることは出来ます。




まずは目の前の、なんの変哲もない

小さな丘を登ってみて下さい。



今は見えていない

新しい景色が見えてくるから。

準備が整うことはない。とにかく最初の一歩を踏み出すこと。



一歩を踏み出す時はいつも不安になります。

準備がまだ十分じゃない気がする。

不安な気持ちはいつになっても消えない。



勇気が出たら行動しよう
とか思うけど、

勇気は決断した時に与えられる。




やる気が出たら行動しよう
とか思うけど
やる気は一歩を踏み出した時に与えられる。



準備が整うことはない。

期限を決めて、
想定できる範囲の失敗に備えること。

そしてとにかく一歩を踏み出すこと。




始める前に分かることなど多くはない。

やってみなければ分からない。

大切なのは失敗しないことではない。

いかに早く多くの失敗を積み上げるかである。


尊敬する吉田松陰の言葉です。

冷暖自知


僕が旅をしていて、大事にしていることがある。

それは自ら体験するということだ。



体験するまでは未知。


どんなに知っていようとも、
それを実際に体験するまでは
そのものの本質は分からないということである。


冒険塾というイベントで出会った吉田正仁さん。
リアカーを引いて7万kmを歩いた人が言ってました。


南米を縦断していた時、出会った旅人に
マチュピチュに行かないか?と誘われた。

マチュピチュなんて皆行ってるし
何度もガイドブックで見てるから大体分かる。


彼は行くかどうか迷ったそうだ。


あまり乗る気ではなかったが、
せっかくだから行ってみることにした。


仲間5人で麓の街から
1週間歩いてマチュピチュを目指した。

テントでキャンプしながら山を登って行った。



そして1週間歩いてそろそろだと思った時、
山の反対側に突如マチュピチュが現れた。




その瞬間は言葉を失うほどの
達成感と感動に包まれたそうだ。


彼は南米の旅で一番美しく、
感動した瞬間だったと言っていた。



冷暖自知、
それは仏教の言葉で、

器に入った水をどんな角度から見ようとも、
周りに居る人に聞こうとも、
その水をずっと前から見てる人に尋ねようとも
周りの仲間と一生懸命話し合おうとも、


実際に飲んでみなければ、
その水が冷たいのか、暖かいのかを
知ることは出来ないということ。


知っているような態度はご法度。

れいだんおのずからしる。


自ら体験するまでは未知。

これからもこの姿勢を大切にしていきたい。

僕がなりたかった人


高校生の時にある映画を見てから
憧れの人について考えるようになった。


当時の僕は進路を決めなくてはならない
大切な時期を迎えていた。


今まで何も考えず、なんとなく学校に通い、
めんどくさいと思いながらも授業を受けていた。


そして突然、自分の将来について考えろ
と言われても、何も分からない。




とりあえず自分に聞いている。

将来何がしたいのか。

どうなりたいのか。


答えは全く返ってこない。




自問自答を繰り返す中で、
出口の見えない暗闇に迷い込んで、


気が付くとそこにはいつも
暗い顔をした自分がいた。



そんな中、先生に進路希望調査といって
1枚の紙を渡された。

そこには30項目位の
仕事や進学に関する選択肢が並んでいた。




サラリーマンにはなりたくない。

とてもつまらなそうだ。
という先入観が僕にはあった。


とりあえず公務員に丸をして提出した。



別に公務員になりたい訳じゃない。
でも他のどれもやりたいことはない。

その方が家族も喜ぶし、そんなもんだろう。



将来の事を考えれば暗くなるばかり。

大人はみんなつまらなそうだ。



なりたくない大人になるぐらいなら、
いっそ命がけでアホなことを沢山しようか。


そんな勇気もないが、
このままただなんとなく
生きるのだけはまっぴらごめんだ。




俺は旅人に憧れた、

あのどこまでも自由な姿に。


自分で道を切り開いていく生き様に。





いろんな世界を見に行きたくなった。

色んなことを経験して
自分の知らないことを知りたくなった。




自分の見識を広げて、

自分にしか出来ないことを見つけたくなった。



色んな世界を見に行きたくなった。


今までの人生じゃ、
出会うはずのない人たちに会いに行きたくなった。


色んな話を聞きたくなった。


その先にいる自分にしか見えない景色が沢山あるだろう。




僕は人間力が大事だと、旅をし始めてからよく思う。




僕の中にはいくつかのルールがある。



今まで出会ったすごい人は、
みんなとても優しかった。


とてもいい人だな。と思って、
それから何をしているのかの話になると、

びっくりするようなスケールの大きい人ばかりだった。




こんな感じの人が、そんなことできるの!?
と驚くことが何度もあった。



そんな人になりたくて、
僕も人間力を磨く努力をしていた。


靴を揃える。
ちゃんと挨拶をすること。
先輩を立てること。
立場をわきまえること。
文句を言わないこと、

などなど、
とてもシンプルなこと。


だがこれが、なかなか難しい。






直島で出会った大工さんが、

この島に来て、
一番の収穫は嶋津君に出会えたことだよ。
と言ってくれた。


彼は冗談で言ったのかもしれないが、

今までの努力が実ったような気がして、
僕は嬉しくなった。



自分の事を話したのは、最後に、
嶋津君は、趣味は何ですか?と聞かれ。

登山です、と話しただけ。



今までは夢が人をキラキラさせると思って、
聞かれても無いのに色んな人に夢を語っていた。



夢を語ると、
すごい!頑張って!応援するよ!などと言われ、
魅力的な人になった気分になる。


だがそれは 夢で自分を飾ってるだけ。



特に何も話さず、一緒に大工仕事をしてるだけでも
出会えてよかったと言ってもらえたのは
僕にとってとても大きな収穫だった。





たまに出会える。
特に何もしてないのに、また会いたいなって思う人。


一緒にいたいなと思う人。
そんな人に少し近づけた気がして嬉しかった。



これからも当たり前を大切にしていこうと思う。

自分に合う地面がある。

僕は高校を卒業してから様々な場所を旅してきました。

旅に出てすぐ、僕は道を見失いました。


人生の迷子になりました。


周りの大人からは否定され、
多くの友達にも呆れられ、
離れていく人も少なくなかったです。



不安でした。

自分でも将来が見えないのに、
人生の先輩であるはずの大人達からは否定され、
自分でも経験したことが無い、
周りに仲間もいない。

そのぼんやりとした光は否定され続けました。


それでも自分の中にある
その微かな光を見失わないように

歩き続けました。



ですが暗いのはそう長くは続きませんでした。

一歩踏み出せば、
周りの全ての景色が変わっていきました。



椅子に座って皆と仲良くしてるだけで進んでいく、
レールの上を走る電車から飛び降りて、
1人広大な茂みの中に入りました。


すごく不安になりました。



ですが前をよーく見たら

そこには荒野を踏みしめて出来た道がありました。


ずーーっと先を行く先輩たちの姿が微かに見えました。

僕もあそこに行けるかも?と思いました。


でも電車の窓から僕を止める叫び声が聞こえました。


そんな道いける訳ない。
限られた人しか進めないんだ。
お前に出来る訳ない。



少し怖かったけど、
戻るのも大変なので進んでみることにしました。


すると電車に乗っていた大人たちの声は
どんどん聞こえなくなってきました。


そしてしばらく進むと、
前から数人の話し声が聞こえてきました。

彼らは僕に気が付き、仲間に入れてくれました。


それぞれ少しづつ目標は違うけど、
同じ志を持っていることが分かりました。

彼らの中には、
僕よりも過酷そうな道を通ってきた仲間もいました。

なんともなく、
ただ風に揺られてここにたどり着いた仲間もいました。


そして気が付きました。

この踏みしめられた茂みの道は、
色んな道から一つになり、
また色んな道に分かれていることを。


みんなそれぞれが、
自分の進みたい方向に歩いていきます。


遥か彼方に見えるあの綺麗な山の上に行ってみたい。

あそこに繋がる道はどれだろう?
こっちの方が楽しそうだ!


気が付けば周りには沢山の仲間がいました。
後から加わった仲間もいます。

皆で新しい道を開拓しているグループもいました。

僕も風に揺られながら、
自分の行きたい方向に進みます。


僕は自分がタンポポの種のように感じました。

もともと生まれた場所から旅立ち、
風に乗って様々な場所を訪れます。


タンポポは柔らかい土では育ちません。
ジメジメした地面でも駄目です。
自分に合う固い地面を探しています。


土、風、日光、天気、気温、周りの環境。

それらが完璧に揃った時、
タンポポの種は、深く深く、根を下ろします。

そしてのびのびと育ち、花を咲かせるんです。


全ての花は、その環境が自分にとって完璧だから、
それぞれの環境にぴったりの花を咲かせます。

あなたはどんな花の種ですか?


あなたが根を下ろし、のびのびと育ち、
思いっきり花を咲かすのは、
どんな地面ですか?

75億分の1という感覚


今地球には約75億人の人々が暮らしています。
様々な文化、宗教、環境の中で生きています。


僕は本当に辛い時、寂しい時、
暗闇に飲み込まれてしまいそうな時、
自分は今世界で何番目にしんどいんだろう。
と考えるようにしています。

すると不安が吹っ飛びます。


世界で何番目に頑張っているのだろうと考えると、
もっと出来る!とやる気が湧いてきます。



自分の環境の中にはいったい何人の人がいるだろうか。
家族、学校の友達、先生や先輩、会社の同僚や上司、
御近所さんや趣味の仲間、地元の友達。


毎日のように顔を合わせて、
最高だろうが最低だろうが、
あなたの世界を作っている人は
いったい何人いるだろうか。


僕は約4年間旅をして、様々な人と出会いました。
今まで出会った人が1万人いたとして、
今でも繋がっている人たちは1000人。
その中で特に関わりの強い人たちは100人、
毎日のように顔を合わせて
一緒に仕事をする仲間は10数人。


どんなスーパースターじゃない限り、
多くの人は僕とさほど変わらないでしょう。



日本には約1億3000万人います。

その中でたったこの人数のコミュニティにいて、
それが世界だと思い込んでいる人がいかに多いことか。

常識だ。当たり前だ。
みんながそういってるよ。これが普通だよ。

なんてどこの世界の話をしているのか。


あなたの言うみんなとは、いったい何人?
あなたの言う世界とは、75億分のいくつ?


日本国内でも、本当に色んな人がいます。
それぞれの人生があります。
それぞれの世界があり、
価値観があり、
普通があります。



世界には今196カ国あります。

信仰する宗教も教育も文化も違います。
そして75億人の人々がいます。


日本はそのうちの1か国。
たった1億人ちょっと。

あなたの世界を作っている人は
そのうちのいったい何人でしょうか。

あなたの人生という物語に登場する脇役は
いったい何人いるでしょうか。



世界中を旅した友達が本を書くと言っていました。

もちろん英語で書くよ。と言っていました。
だって日本語で書いても
たった1億人の人しか読めないからね。
英語で書いたら30億人の人が読めるからね。
英語で書いたほうがいいよ。
と言っていました。


この視野がすごく大切に感じました。


あなたは75億分の1人、
目の前の人は75億分の1人、

あなたの持っている価値観、
周りの人が言っている意見は、
75億分の何パーセント??

明るい性格は何よりもずっと尊い



職場に1人でも笑顔が眩しい人がいたら
職場全体の雰囲気が明るくなりますね。

僕自身も色んな環境、色んな
コミュニティに身を置いてきました。










1人旅で全く知らない海外の町にいたとして、街角で座って思い悩んでいるより、
コーヒー片手にリラックスした表情でいた方が話しかけやすいですよね。


旅先ではしばし素敵な出会いがあります。
日本国内でもそうですね。


海外で出会った人と帰国後も遊んだり、
仕事に困ったときには「うち来いよ」と
誘ってくれたりもます。


僕は今まで色んな人と旅の道中を共にしてきました。
10代はお金が無かったので苦しい環境の時もありました。
そんな中でも「この人はいつもラッキーだなぁ」と思う人がいました。



困ったときには助けてくれる。
何とかなるよ!と信じ切っている超楽観主義者。


その人の周りではいつも良いことが起こり、
チャンスをどんどんものにしていき、
今では手の届かない人に。(笑)



彼は、「いつもこんな感じだよ笑」と言っていました。


彼と一緒にいて、
どこに行くかは本当に関係がないんだ。
どんな自分でいるかが大切なんだ。

と気が付きました。




チャンスも仕事のキッカケもラッキーも、
全部人が運んできます。
いつでも素直に受け取れる自分であること。


旅に限ったことではありません。
それは日常の中で、職場で、プライベートでも、
イベントに参加したり気になる人に会いに行ったり。

そんな中で、常に自分の受け取りたいものを知っている人は
必ず目の前の人からまた人へ、繋がっていきます。

これだけあちこち行ってやっと気が付いたことです。(笑)


どこに行くかは関係がないということ。
大切なのは、どんな自分であるかということ。

僕の場合は色んなことを含めて、
出会える自分でいること、が大切でした。


今何を求めているか、
それを受け取る準備は出来ているか。

「生徒の準備が整うと教師が現れる」
ということですね。



最後に長野県のとある温泉で出会った人生を謳歌した
おじちゃんから受け取った言葉をシェアします。



人生とは、人に優しくすることですよ。
人生で一番大切なものは笑顔です。
人に優しくして、笑顔でいてください。
笑顔は何かで一等賞だとか、成績が上位だとかでなく、
笑顔は誰にでも出来ますから。頑張ってください。










「笑おう、鏡は先に笑わない。」